8.会計監査人
会計監査人は、計算書類とその付属明細書の監査を行います
(決算監査)。この職務を果たすためには、日頃からたえず監査している
必要があり(期中監査)、そのための調査権限が与えられています。
・大会社はすべて会計監査人を置かなければならず、委員会設置会社
にも会計監査人が必要。
・会計監査人になることができるのは、公認会計士か監査法人に限られ、
しかも会社と利害関係が密な者は除かれる。
・会計監査人の選任・解任は株主総会の決議(普通決議)で行うが、職務の
遂行に支障がある場合などには監査役全員の同意で解任することができる。
・任期は1年だが、定時総会がとくに不再任を決議しないかぎり、自動的に
更新される。